この建物がある場所の街並みは、景観に対してとても厳しい規制が敷かれている風致地区で、竣工の時点では、前面を走る登大路反対側の南にある奈良公園側に比べると、比較的静かなたたずまいでした。
でも近年は観光客もかなり増え、こちらの道路北側にも歩道が設置されて、にぎやかな通りへと変貌してきました。当初に比べて雰囲気の印象も多少変ったように思います。
竣工当時の1Fは、写真ギャラリーと付随するカフェでしたが、2015年11月に店は一旦閉じられました。その後、2022年の春に内装などを新たに改修され、外部からの店舗を入られて、再出発をされています。
奈良市内の観光には大変便利な場所にありますので、よろしければ、足を運んでみてください。
場所は奈良公園の脇、登大路(ノボリオオジ)をはさんで、奈良国立博物館の北向かいになります。